花束をキミに
(※初期国民の寿命バレがあります)
さて。初めての騎兵トーナメントは案の定ベテラン騎士に瞬殺されたマーリ@2代目。
それよりも、注目の父VS母の試合はどうなったでしょうか…
そこには、不戦勝を告げられポツンと佇む父がいました。
207年。初代の妻であり、2代目の母であるオパールさんは、最愛の父と戦うことなく亡くなったのです。
同じ近衛になった年のはじめ、母に「もう長くないかも」と言われた時は、いつか来ることだと分かってはいたけれど心臓がドキっとしました。
だって末っ子のシェリーはまだ未成年だよ?成人前の子供を遺して逝くなんてきいてないよ、と。
来年、シェリーが成人するまで生きててくれるのでは…と思いたい一方、この宣言をして1年以上生きた人は、私が知る限りでは初代国王オスキツさんだけ。
そう。オスキツ国王は、いつもウボとかファコとかプレゼントしてくれて、サンジュ@初代とすんなり親友になってくれた気さくな人でした。
しょっちゅう臭くなっていて、困った王様だな〜と思っていたら、寿命が近い人は臭くなるのだと知りガーン!となったものです。
その後も、「超臭い」状態でニコニコと酒場に誘ってきてはPCに自動で断られる(もっと陛下に気を遣ってサンジュ!と思う中の人)という会話を繰り返し、長くない宣言もしていた陛下でしたが…
ある日から急に臭くなくなったのです!
何だかわかりませんが、それから長いこと元気にしていて、その後またちょっと死臭を漂わせて(泣)暫く後亡くなりました。
でも、そんなオモシロパターンを辿った人はオスキツ陛下だけです。他のNPCは、宣言したら、みんなそう長くはありません。
だからマーリは毎日、少しハラハラしながら母に会いに行きました。
オパールさんは臭くなることもなく、いつも探索に出掛けていました。
でもやはり、お別れはやって来ました。
危篤の日はずっと傍でウロウロして過ごし、空腹とどん底で亡くならないようにホットチョコレートを渡してみたりしました。
思いの外ブルーになりスクショは1枚しかありませんが、オパールさんは家族に看取られて旅立ちました。
オパールさんは、仕事人の手「フェルタの手」を持っていましたが、不器用な性格のためか全く仕事ポイントは稼がない人でした。
(美人姉妹だったお姉さんは、年上の神官さんと結婚して子供もなく未亡人になってしまったのですが、その後フェルタの手でバリバリ仕事をし何度も農場代表になりました。)
いつの間にか同い年のサンジュよりも強くなっていた彼女は、結婚した年から騎兵選抜へエントリーするようになりました。
毎年チャレンジする彼女のお陰で、試合観戦の仕方を覚えた私。(ずっと、時間ピッタリに行ってるのに観れないな〜と思ってた。)
何度目のチャレンジだったでしょうか、見事騎兵になり、生涯現役を貫いたのは立派でした。
彼女が騎兵にならなければ、今の家族の形もなかったでしょうね。
オパールさん、いつもサンジュを愛してくれてありがとう。
可愛い子供たちを産んでくれてありがとう。
最後のデートは神殿だったね。